- 乾湿工法 -(施行例)

クロスの上に左官の塗り壁をすることができます。職人の手仕事ならではのパターニングも可能です。

施行イメージ1 施行イメージ2 パターニング例

- 今回組合では下記2か所にて施工させていただきました。 -

◇ 「大手筋商店街 文化センターコスモス」
    親子イベントなど地域の交流に使われています。
    クロスからやさしい塗り壁に代わりご好評頂いております。
◇ 「中央市場近隣店舗 エントランス」
    建物の上の階はシェアハウスとして使われています。
    喫茶店もオープンする予定です。

大手筋商店街 石膏ボードにも塗れます 中央市場近隣店舗

- 乾湿工法について -

乾湿工法の一例として、環境・健康に適合した「漆喰壁」を安価に、安全・安心施工で塗れる工法があります。

 「乾」=乾式工法の下地全てが可能、クロス壁も可能

 「湿」=湿式工法(特に薄塗り工法で対応) 既調合漆喰も可能

 近年、急激な地球温暖化に対応して「エコ施工」である木造建築に増加傾向が見られる。現在、国会においても「木造三階建て校舎」についても議論されている。又、先のインフルエンザ流行時にも「木造校舎」では学級閉鎖が無い…との報道があるなど、木造建築と塗り壁に注目が集まっている。
 環境面から地元産の木材使用が望ましいのであるが、安価な外国産で加工材の使用となってしまう。又、塗り壁にしても土壁の採用が望ましいのであるが費用や工期の問題で簡便な工場生産建材になり、快適な住まいづくりから離れていく傾向にある。
 乾式建材による住環境は、調湿が悪く換気扇や加湿器が無ければ生活出来ないこととなり、電気を使う事から益々エネルギーを消費、CO2 を放出する悪循環となる。加え、結露に悩まされる事になりかねない。
 費用的な問題から乾式工法を採用しなければならないものでも、壁だけは「塗り壁」にされればと提案しているのが「乾湿工法」です。下地材が乾式でも透水性があれば「調湿性」や「結露対策」が、薄塗の漆喰などで確保できます。品質管理にも適合した壁といえます。